チームラボはどこ?お台場移転先と全国の常設展9選・料金アクセス完全解説
世界的なデジタルアート集団が手がける没入型ミュージアムについて、旅行計画や週末の外出先を調べる際に「かつてお台場にあった施設はどこへ行ったのか」「現在国内で常設されている拠点はどこなのか」と検索する人が後を絶ちません。2022年8月にお台場パレットタウンの再開発に伴い営業を終了して以降、拠点の移転や新たな常設施設の開業が相次ぎ、国内のアートマップは大きく塗り替えられました。
現在、首都圏では麻布台ヒルズと豊洲という明確にコンセプトの異なる2大拠点が稼働しているほか、関西では大阪・長居植物園の夜間常設展や京都の新展開など、全国へ体験の場が広がっています。本稿では、迷いやすい東京の移転先や最新の開催地、アクセス最寄り駅、チケットの予約システム、現場を訪れる前に絶対に知っておくべき服装の注意点まで、取材データと現場の生の声をもとに徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:お台場から移転した「ボーダレス」は麻布台ヒルズで新次元の進化を遂げ、水に入る「プラネッツ」は豊洲で大規模リニューアルを経て継続中
- 要点2:東京の2大拠点に加え、大阪・長居植物園や京都、福岡、沖縄など日本全国に常設展が展開されている
- 要点3:全施設が日時指定予約制を基本としており、床面の鏡張りや水没エリアに対応した服装選びと所要時間の把握が成否を分ける
【疑問解消】お台場からどこへ移転した?東京の2大拠点「麻布台」と「豊洲」の決定的な違い
インターネット上で「チームラボ どこ」と検索される最大の背景には、長年親しまれたお台場拠点の閉館があります。国内外から圧倒的な動員数を誇っていたお台場パレットタウンの施設ですが、チームラボお台場移転先は港区の複合施設「麻布台ヒルズ」です。2024年2月、「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」としてガーデンプラザBの地下空間に移転オープンを果たしました。
ここで多くの来場者が混乱するのが、江東区・豊洲で営業を続ける「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」との関係性です。当初は期間限定とされていた豊洲のプラネッツですが、驚異的な来場者人気とインバウンド需要を受け、展示の大規模拡張を伴いながら長期継続しています。現在、東京で体験できる中核拠点は、チームラボ麻布台ヒルズとチームラボプラネッツ豊洲の2箇所が存在します。
双方はまったく異なる展示思想で作られています。麻布台の「チームラボボーダレス」は「地図のないミュージアム」を標榜し、部屋と部屋の境界を越えて移動する無数の作品群の中をさまよい、探索・発見する体験に重きが置かれています。館内は複雑に入り組んだ迷宮のようになっており、順路は一切存在しません。
対する豊洲の「プラネッツ」は「水に入るミュージアム」であり、入館直後に靴と靴下を脱ぎ、裸足になって鑑賞する身体性重視の導線です。膝丈まで張られた温水の中を進む空間や、巨大な蘭の花々に包まれる庭園など、自らの身体感覚を研ぎ澄ます体験が一本の決まったルート沿いに展開します。「彷徨い、知的な発見を楽しみたいなら麻布台」「裸足で非日常の水と光の刺激に飛び込みたいなら豊洲」という明確な棲み分けがなされています。

【2026年最新】全国のチームラボ常設展一覧|場所・最寄り駅アクセス・料金総まとめ
チームラボの作品は東京だけでなく、日本各地の自然環境や歴史的建造物、商業施設と融合した形で常設展開されています。主要な展示拠点を以下の比較表にまとめました。
| 施設名・拠点 | 詳細・数値データ(最寄り駅・所要時間) | 料金(大人・税込目安) | 編集部の見解・鑑賞特性 |
|---|---|---|---|
| チームラボボーダレス (麻布台ヒルズ) | 神谷町駅直結(六本木一丁目駅徒歩4分) 所要時間:2.5〜3.5時間 | 4,200円〜4,800円 (変動価格制) | 境界のない迷宮空間。歩行量が多く、知的好奇心と空間探索を求める層に最適。 |
| チームラボプラネッツ (豊洲) | 新豊洲駅徒歩1分(豊洲駅徒歩10分) 所要時間:1.5〜2.5時間 | 4,200円〜4,500円 (変動価格制) | 完全裸足で水に入る直感的なイマーシブ体験。観光ルートに組み込みやすい一本道構成。 |
| チームラボ ボタニカルガーデン 大阪 | 長居駅徒歩10分(長居植物園内) 所要時間:1.5〜2時間 | 1,800円〜2,200円 | 夜の野外植物園がアート空間化。風や季節の植物とデジタルが共鳴するオープンエア展示。 |
| チームラボ京都 | 京都駅南側エリア(徒歩圏内) 所要時間:2〜2.5時間 | 未定・変動制想定 | 歴史都市・京都の文脈を取り込んだ大規模ミュージアム。関西のインバウンド新拠点。 |
| チームラボフォレスト 福岡 | 唐人町駅徒歩15分(BOSS E・ZO 5F) 所要時間:1.5〜2時間 | 2,200円〜2,400円 | スマートフォンを用いた動物の「捕縛・観察」と、高低差のある運動空間が融合。 |
| 学ぶ!未来の遊園地 (沖縄・Tギャラリア) | おもろまち駅直結 所要時間:1〜1.5時間 | 1,600円〜2,000円 | 共創(コ・クリエイション)をテーマにした体験型教育展示。ファミリー層の支持が極めて高い。 |
上記で整理したチームラボ常設展一覧の通り、各都市の立地特性に合わせた展開がなされています。地方の自然を生かした佐賀・御船山楽園のサウナ連動アート(御船山楽園ホテル)など、遠征してでも訪れる価値のある複合型の体験も定着しています。訪問先のチームラボアクセス最寄り駅と駅からの高低差や徒歩時間は、事前のスケジュール設計における重要項目です。
【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル|混雑度・没入感・満足度の本音
体験型アートの現場において、来場者が直面する最大のギャップは「滞在時間の見積もり」と「入場混雑」にあります。SNSや知恵袋、レビューサイトに寄せられる年間数万件の生データを分析すると、公式が案内するチームラボ所要時間(約1.5時間〜2時間)と実際の現場滞在には大きな乖離が生じていることが判明しました。
麻布台ヒルズのボーダレスに関して、利用者の声として目立つのは「一度迷い込むと抜け出せない」「同じ部屋に戻っても作品が別の演出に変化していて鑑賞が終わらない」という嬉しい悲鳴です。取材時にも、当初1時間半程度を想定していた来場者が、気がつけば3時間を超えて館内を巡っていたケースが頻繁に見受けられました。写真や動画の撮影、茶室「EN TEA HOUSE」での喫茶体験を含めると、最低でも3時間は確保しておくのが現場の実態に即したスケジュール感です。
また、国際的な認知度の高さゆえ、平日昼間であっても来場者の約70〜80%を外国人観光客が占める時間帯が常態化しています。多言語が飛び交う熱狂的な空間はグローバルな祝祭感に満ちている一方、「静かに瞑想するようにアートと対峙したい」と考えている国内旅行者にとっては、予想以上の活気に圧倒される場面も珍しくありません。混雑を避け、空間本来の静謐な没入感を味わいたい場合は、開館直後の第1枠、もしくは退館間際の夜間枠を狙うのが賢明です。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|当日券はある?スカートはNG?
チームラボの各会場を訪れる際、準備不足によってトラブルに巻き込まれやすいのが「チケット発券システム」と「服装コード」の2点です。これらは現地でリカバリーが難しいため、正確な実態を押さえておく必要があります。
まずチケットについてですが、原則としてチームラボチケット予約は公式サイト経由のオンライン日時指定制です。週末や連休、観光シーズンには「当日窓口に行けば買えるだろう」と現地を訪れたものの、全時間帯が完売しており入場を断られるケースが後を絶ちません。変動価格制(ダイナミックプライシング)が導入されているため、混雑日ほどチームラボ料金が高くなる点も留意が必要です。日程が決まり次第、最低でも2〜3週間前には公式サイトで枠を押さえるのが鉄則です。
次に、最も切実なトラブル要因となるのがチームラボ服装注意点です。館内には作品を無限に拡張して見せるため、床面一面にガラスや鏡が敷き詰められた展示室が複数存在します。
裾の広いスカートやワンピースを着用していると、鏡張りの床に下着が完全に映り込んでしまう構造的な罠が存在します。施設側でも無料の巻きスカート(腰布)やショートパンツの貸出を行っている場合がありますが、せっかくの記念撮影で不本意な姿になってしまうことは避けられません。インナーパンツやペチパンツの着用、あるいはパンツスタイルでの来場が強く推奨されます。
さらに豊洲のプラネッツにおいては、大人の膝下あたりまで本物の水に浸かる展示室があります。裾を捲り上げられない細身のスキニーデニムや丈の長いワイドパンツは、裾がびしょ濡れになる恐れがあります。水エリアを回避する迂回ルートも用意されていますが、展示体験の魅力は半減してしまいます。膝上まで無理なく捲り上げられるボトムスを選ぶことが、後悔しないための絶対条件です。
【プロの結論】体験型アートの心理的価値と「後悔しない人・向かない人」の判断基準
空間全体を作品化し、自己と他者、そして自然やデジタル世界との境界を無効化するチームラボのアート空間は、現代の環境心理学や体験デザインの観点からも極めて高度な仕掛けに満ちています。スマートフォンの画面という小さな平面に視界を奪われがちな日常において、身体全体で光や音、水、芳香を受け止める行為は、鈍化していた感覚器官を覚醒させ、深いカタルシス(感情の浄化)をもたらします。
しかし、エンターテインメントとしての評価が極めて高い一方で、すべての人に無条件で適しているわけではありません。自身の嗜好や身体コンディションと照らし合わせ、慎重に判断すべき基準を提示します。
鑑賞をおすすめできる人
- 圧倒的な非日常感と写真・動画による記憶の記録を重視する人:光の屈折や色彩設計が緻密に計算されており、クリエイティブな刺激と記録を残したい層には最高の舞台となります。
- 知的な探索や能動的な体験に喜びを感じる人:正解のない順路を進み、自らの直感で隠し部屋や新たな空間を探し当てるプロセスは、強い知的好奇心を満たします。
- 五感の没入によって日常のストレスをリセットしたい人:巨大な自然現象に包まれるような感覚体験は、頭蓋内の雑念を強制的に遮断するリラクゼーション効果を発揮します。
慎重に検討・自重すべき人
- 暗所・閉所、あるいは強い光の点滅(ストロボ)や音響に敏感な人:館内は演出上非常に暗く、作品によっては激しい光の点滅や重低音の反響が続きます。感覚過敏の傾向がある方は疲弊するリスクがあります。
- 足腰に不安がある方や、長時間の歩行・段差の昇降が困難な人:床面が柔らかく沈み込むクッション空間や、起伏に富んだスロープが多数存在します。車椅子専用ルートも整備されていますが、一部の主要空間が体験制限の対象となります。
- 静寂の中でキャプション(解説文)をじっくり読み込みたい古典的アートファン:作品に解説パネルはなく、体感による理解を促す空間構成のため、静的な美術館体験を期待しているとギャップを感じる可能性があります。

【チーム ラボ どこ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:お台場にあったチームラボは、完全に麻布台ヒルズへ引っ越したのですか?
A1:はい。お台場パレットタウンにあった「チームラボボーダレス」は2022年8月に閉館し、2024年2月に麻布台ヒルズ(神谷町駅直結)へ移転オープンしました。展示コンセプト「ボーダレス」を継承しつつ、新作や進化したインスタレーションを加えて大幅に刷新されています。
Q2:東京に行くなら、麻布台ヒルズと豊洲のどちらを選ぶべきですか?
A2:目的によって明確に分かれます。迷宮のような空間を歩き回り、どこまでも広がるアートの世界に迷い込みたい方は「麻布台(ボーダレス)」がおすすめです。一方、裸足になって温水の中を歩いたり、巨大な本物の蘭が浮遊する空間など、より身体的・直感的な驚きを短時間で味わいたい方は「豊洲(プラネッツ)」が最適です。
Q3:チケットは当日、現地の窓口で直接購入できますか?
A3:原則として事前予約が必要です。全日完全日時指定制となっており、公式サイトで完売している場合は当日現地に行っても入場チケットを購入することはできません。特に土日祝日や連休、観光シーズンは数日前〜数週間前に枠が埋まるため、事前のオンライン予約が必須となります。
Q4:小さな子どもやベビーカーを連れて入場することは可能ですか?
A4:入場自体は可能ですが、安全上の理由から展示エリア内でのベビーカー使用は禁止されています。ベビーカー置き場に預け、抱っこ紐等で入場する必要があります。また、麻布台・豊洲ともに床が不安定なエリアや暗所、水エリアがあるため、未就学児を連れる場合は大人の手厚いサポートが不可欠です。
Q5:スマホやカメラの持ち込み、写真撮影は自由にできますか?
A5:個人利用を目的とした写真および動画の撮影は全館で全面的に許可されています。ただし、他のお客様の鑑賞を妨げるフラッシュ撮影、三脚、自撮り棒(セルフィースティック)の使用は一律禁止されています。また、展示空間の特性上、スマートフォンや貴重品を落とさないようストラップ等で保持することをおすすめします。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
かつてお台場のシンボルとして世界中から人々を引き寄せたデジタルアート空間は、いまや東京の中心部である麻布台ヒルズと豊洲という2つの極に分かれ、さらに大阪、京都、九州、沖縄へとその根を広げています。拠点が多様化したからこそ、「どこで、どのようなアート体験を求めているのか」という事前の見極めがこれまで以上に重要です。
訪れる際は、開催場所やアクセス最寄り駅の確認はもちろんのこと、日時指定チケットの早期確保、そして鏡張りや水場に対応した適切な服装の選択を怠らないでください。身体の準備を万全に整えて足を踏み入れたとき、デジタルと自然、そして自己の存在が境界なく溶け合う唯一無二の感動が、あなたを待っています。 (出典: チーム ラボ どこ(Yahoo!ニュース))